たれ目がかわいい!ボトックス注射でできるスウィートな目元
日本人の目は少しつり上り気味の人が多いようです。そのため、メイクで下ラインを工夫してたれ目に見えるようにするのですが、なかなかうまくいきません。
そこで、目の下にボトックス注射をすることで、下まぶたの筋肉を少し緩ませて、下げます。するとわずかですが、下まぶたが降りてその分目も大きくなり、たれ目になり、スウィートな雰囲気になります。注射だけの施術ですから、短時間で完了し、ダウンタイムもほとんどありません。どのような施術なのか詳しく紹介します。
ボトックス注射をどの部分にするの?
ボトックス注射というと、シワ取りに使う注射というイメージを持っている人が多いようです。基本的には、ボトックス注射というのは、筋肉に作用する注射です。例えば眉間の場合、眉の付け根の筋肉を緩めることによって、眉間の「緊張」によってできたしわを除去、または薄くしていくのです。
目の周りは柔らかくて、どこに筋肉があるのだろうと思うかもしれませんが、身体中、どこでも動かせる場所には筋肉があります。目の周りには、「眼輪筋」という筋肉があり、目を囲んでいます。ボトックス注射で、この眼輪筋の下まぶたのところを緩めてたれ目にしようというのです。わずかですが、まぶたが下がるとその分、目が大きくなります。
ボトックス注射を打つ部位によって目の形が変わってきます。一般的には、目尻の下の部分に一回打つ方法、黒目の下に打つ方法、目尻と黒目の下2ヵ所に打つ方法のうち好みのものを選びます。黒目の下に打つと黒目がちな目になり、目尻に打つと自然なたれ目になります。
ボトックス注射でするたれ目のメリット
ボトックス注射のみですから、施術がとても楽で、短時間です。ほぼ10分で終わります。傷跡もないため、ダウンタイムもほとんどなく、自然な仕上がりで誰にも気づかれません。注射をしてすぐに、メイクができるので、施術後、すぐに出かけられます。
ボトックス注射でするたれ目のデメリット
ボトックス注射の施術は、ボトックスの効果がある6ヵ月程度の間だけです。効果が消えるともとの顔にもどりますから、また施術をしなくてはいけません。ただし、同時にこれはメリットでもあります。もとの顔にもどりたくなったら、少し待てばいいだけですから、気軽に施術を受けられます。
ボトックス注射でのたれ目処置のアフターケア
ボトックス注射をしたあとの患部の様子や経過と、スキンケアについて説明します。
患部について
ほとんどの場合、腫れが出たり赤くなったりすることはほとんどありません。まれに、注射針に当たることによって内出血が出る場合があります。内出血が出た部分は、あざのような紫色を呈しますが、1週間程度で消えます。
その間、コンシーラーなどでカバーしてメイクをするようにしてください。メイクは、術後すぐから可能です。ボトックス注射の効果はすぐに出るわけではありません。施術後、個人差はありますが、だいたい3日から4日目くらいに出てきます。
スキンケアなど
当日から洗顔をしても大丈夫ですが、マッサージは数日しないようにしてください。
ボトックスは、熱によって変質したり、効力を失いますから、施術した日から3日間はぬるま湯のシャワー程度にして、体を温め過ぎないようにしましょう。目元の状態が安定するまでは、サウナもNGです。
ボトックス注射ができない人
ボトックス注射施術後、3ヵ月間は妊娠してはいけないので、妊活中の人や妊娠の可能性がある人は受けないでください。もちろん、妊娠中、授乳中の人もNGです。
ALS、重症筋無力症といった神経筋接合部の問題、呼吸器や循環器系を患っている人。
アスピリン、イブプロフェンなどをよく服用している人。
年齢が18歳以下または65歳以上。
そのほかにも、疾病等で問題がある場合がありますから、医師に相談してから受けましょう。アレルギーの可能性のある人も、注意が必要です。
参考:2017年9月改訂「ボトックスビスタ注用50単位」