初めてのボトックス注射ガイド【東京編】

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額のしわ

ボトックスが額(おでこ)のしわに効くのはナゼ?

眉を上げたり下げたりする時にできる「おでこのしわ」は、額の筋肉である前頭筋が過剰に動くことによって引き起こされています。目を見開くクセのある人にも多いのが、このおでこのしわですね。おでこにできるしわは表情じわの一種ですから、ボトックス注射が大変有効です。

ボトックス注射(ボトックス・ボツリヌストキシン)は、筋肉の働きを麻痺させたり神経の伝達を鈍くする作用があります。顔の表情筋を動かすことでできる表情じわを目立たなくすることができるのです。

しわにも様々な原因があり、乾燥や紫外線などの影響によるしわもありますが、額にできるしわはほとんどが表情筋の動きによってできるも。そのため、ボトックス注射で気になるしわの大半は改善することができるでしょう。

効果はどれくらい続く?

額のしわにボトックス注射をするなら、効果の持続期間は3~4ヶ月程度と考えておきましょう。施術自体は5~10分程度で済みます。効果があらわれ出すまでに少し時間がかかるので、術後2、3日過ぎたころから少しずつ効果が感じられるようになります。その後は1~2週間程度で効果が安定するというのが一般的です。

1回の注射の効果は数か月程度ですが、ボトックス注射の効果がきれる少し前に2回目の注射を打つのがおすすめ。一定期間ごとに施術を繰り返すことで、徐々に効果の持続期間も長くなっていきます。

額にボトックス注射をするときの注意点

額のしわを改善するためにボトックス注射は大変有効ですが、ケースによっては適さないこともあるので注意が必要です。

例えば、まぶたのたるみ・眼瞼下垂があることによって眉毛を吊り上げるクセがある人の場合、額にボトックス注射をしてしまうと眉毛が下がって目が細くなったり、目つきが悪くなることがあります。(眼瞼下垂などがある方は、まぶたの筋肉があまり動かないので眉毛の筋肉を動かすことで目を開けています)

また、注入量が多すぎると目を開けにくくなったり、表情が硬くなったりして顔の印象が不自然になることがあるようです。このような失敗・副作用を防ぐためには、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが大切です。しわの原因をきちんと見極め、適切な量のボトックスを注入する限りは安全な施術です。

ボトックス注射以外の治療法

ヒアルロン酸注入

おでこのしわを除去するだけでなく、丸み・ボリュームなども希望する場合にはヒアルロン酸注入という方法があります。ヒアルロン酸自体は人間の体内に存在し、加齢とともに徐々に減少していく成分です。ヒアルロン酸の減少はしわの要因の一つであり、注入することでしわを目立ちにくくさせ、おでこにボリュームを加える効果が期待できます。

ただヒアルロン酸を注入しても、半永久的に効果が持続するわけではありません。基本的に6か月~1年ほど効果は持続するものの体内に自然と吸収されていくため、定期的に注入することが推奨されています。施術の所要時間は注入する量によって異なりますが、一般的には10分程度です。赤み・内出血などの症状が出る恐れもありますが、10日~2週間ほどで落ち着くケースがほとんどです。ただヒアルロン酸に対しアレルギー反応のある方やリドカイン過敏症の方は施術が受けられないため、既往歴を伝える以外にアレルギーテストを受けるのをおすすめします。

フェイスリフト

フェイスリフトは体内に糸を挿入する「糸リフト」と、ヒフを切開し皮膚や筋肉膜を一部分だけ切除・縫合を行う「切るフェイスリフト」の2つが一般的です。どちらも物理的に引っ張るため、施術後すぐに効果を実感できますが、とくに切るフェイスリフトはメスを用いるためダウンタイムが長いというデメリットがありますも。また糸リフトは自然と体内に吸収される糸を用いているため、効果は1年程度しか持たない点はデメリットに挙げられるでしょう。

HIFU(ハイフ)

高密度焦点式超音波のことで、超音波エネルギーを活用してシワやたるみの改善効果を期待できる治療法です。熱でダメージを与えられた皮膚組織が、コラーゲンを生成して修復する仕組みを利用して、肌を引き締める効果を狙っています。皮膚表面のダメージは少なくメスも使わないため、気軽に試せる施術として注目を集めている施術法のひとつです。ただ、おでこの場合はしわの深さによっても異なりますが、痛みが比較的強い部位となるので意識しておくと良いでしょう。

おでこにしわが寄る原因

額にできるしわにお悩みであれば、まずはその原因を知っておきましょう。おでこのしわの原因には、乾燥・紫外線・表情筋の動きの3つが考えられます。

乾燥や紫外線は、どちらも肌の保湿機能を衰えさせ、角質層にダメージを与えることで肌の弾力を奪い、乾燥じわの原因となります。一方、目を見開いたり眉毛を上げる表情をする時にできるしわが戻りにくくなったものは、表情筋の動きによってできる表情じわです。おでこにできるしわのほとんどは表情じわと言われているので、ボトックス注射を打つことで解消できるケースが多いのです。

ボトックスで表情じわを解消・予防するとともに、紫外線や乾燥対策をしっかり行い、しわのないきれいな額を目指しましょう。

おでこのしわの予防・セルフケアについて

おでこのしわは老けて見られる要因の一つですが、必ずしも加齢だけが要因でしわが刻まれるわけではありません。加齢以外にも表情のクセや紫外線、乾燥などが、おでこのしわの原因と言われています。おでこのしわを予防する方法やセルフケアについて見ていきましょう。

紫外線対策をする

紫外線はコラーゲンやエラスチンを破壊・変性させるため、紫外線のダメージが多いとシワができやすくなってしまいます。そのため、外出する際は紫外線をできる限り浴びないように対策を講じることが大切です。とくにおでこは日焼け止めやメイクなどで対策をしていても、汗をかきやすい部位なので効果として不十分。日焼け止めだけでなく、つばの広いUVカットされた帽子や日傘といったアイテムも活用することが大切になってきます。

しっかり保湿してあげる

肌の乾燥は小じわができやすくなる要因のひとつ。おでこはテカリやすいため、保湿したくないと考える方もいますが、しわを防ぐためには保湿を十分に行うことが大切です。洗顔後は化粧水でたっぷり水分を与えたうえで、乳液・クリーム・オイルなどのアイテムを用いるようにしてください。オイリーな部分だからと言って、保湿をおろそかにするのはおすすめできません。

洗顔は優しく丁寧に

おでこのしわを予防するためには、洗顔を丁寧にすることも大切です。肌にメイクや外気の汚れがそのまま残ってしまえば、毛穴を詰まらせてニキビや炎症ほか肌トラブルの要因になってしまいます。

しっかり洗いたいからといって洗いすぎるのはNG行為。手の摩擦が肌に刺激となってしまい、悪影響をきたす恐れがあります。クレンジング・洗顔を行う際は優しく顔の隅々まで洗うことを意識しましょう。さらに泡が残らないように、しっかりと洗い流してください。

仰向けで寝るようにする

おでこのしわを予防するためには、寝る時の姿勢にも注意が必要です。うつ伏せ寝や横向きに寝ると、おでこにしわが寄りやすくなるので注意しましょう。とくにうつ伏せ寝は枕とおでこが常に接している状態なので、おでこは摩擦も受けており余計にしわが付きやすくなります。そのため、できれば仰向けで寝るように意識した方がいいかもしれません。もちろん無意識に横向きやうつ伏せになるのは仕方ありませんが、ベッドに入った瞬間だけでも意識するだけで、おでこへの負担軽減につながるでしょう。

目の疲れをケアする

実は目の疲れもおでこのしわをつくる要因になっているのです。眼精疲労が続くと無理して目を開けるため、おでこに余計な力が加わり、癖ジワをつくってしまいます。とくにパソコンやスマホなどを長時間使用する方は、目の疲れがたまりやすいので注意してください。蒸しタオルやツボ押しなどで眼精疲労をケアしたり、コンスタントに休憩を取り入れたり、目が疲れにくくなる対策を講じましょう。

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