ボツリヌス療法
ボツリヌス療法の歴史
通称、ボトックス治療と呼ばれ現在ではすっかり美容方法のひとつとして親しまれているボツリヌス治療。その歴史は浅いかと思いきや実は、1970年代にはアメリカで用いられてたようです。日本でも20年前からすでに治療用として用いられていたといいます。美容目的で使われているイメージのボツリヌス療法ですが、もともとは、筋肉けいれんや神経内科系の治療として医療目的で使われていました。現在でももちろん、医療目的で使われています。ボツリヌス療法で使用するボツリヌストキシンには、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。そのため、例えば、脳卒中や脊髄損傷などが原因の手足のつっぱりや、運動障害、眼瞼けいれんなどの治療に使われています。
ボツリヌス菌って?
ボツリヌス治療で使用するボツリヌス菌ですが、菌と聞くだけで、なんだか怖い印象を持つ方も少なくないのではないでしょうか。また、ボツリヌス菌は危険などと聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、ボツリヌス菌をそのまま注射して体内に入れるわけではありません。ここで使うのはボツリヌス菌がつくりだすボツリヌストキシンというタンパク質成分です。ボツリヌス菌はその性質によってA型〜G型に分類されますが、ボトックス注射に使用されるのは、A型のボツリヌス菌からつくられた毒素成分です。これが「ボツリヌストキシン」。この毒素成分をさらに精製や希釈をして治療に使用できる状態にします。そのため、ボツリヌス療法は人体に害を与えるものではありません。安心して治療を受けることができます。
ボツリヌス療法を美容目的としても
ボツリヌス療法で改善できること
ボツリヌス療法は知識と経験のある医師の元で
ボツリヌス療法で悩みを解消しよう
ボツリヌス療法は医療用や美容目的で、世界のたくさんの国で使用されています。安全性を高めやすく、医師からも支持されているようです。美容目的での施術の場合は、入院や検査などもなく施術時間も10分程度と大変短く、ダウンタイムも少ないため、すぐに帰宅することができます。気軽に受けられるボツリヌス療法を、賢く取り入れることで、あなたが今まで悩んでいたことを、あっという間に解消してくれるかもしれません!