初めてのボトックス注射ガイド【東京編】

ボトックス注射の基礎知識から評判クリニック探しまでナビします

ボトックス注射で評判!
東京のクリニック4選

効果の持続期間

ボトックス注射を受けたい!でも効果の継続ってどのくらい?

ボトックス注射の持続期間はクリニックによっても異なる部分はありますが、今回はある程度の目安として、部位ごとの持続期間をご紹介しています。費用に関しても最後に相場をまとめてみましたので、検討されている方はぜひご参照ください。

その① エラボトックス注射→3ヶ月~半年程度

最初にご紹介するのは、顎付近の咬筋(こうきん。物を噛むための筋肉をサポートする役割があり、発達しすぎるとエラ張りの原因に)を委縮させ、エラの解消や小顔効果を生むとされるエラボトックス注射。

エラボトックスの効果とメカニズム

エラ張り顔の原因は「骨格」と「筋肉」の2つに分かれます。エラボトックスは、「筋肉」が原因のエラ張り顔に効果的です。顔が大きく見えるのはエラ周辺にある「咬筋」の厚みのせい。ボトックス注射を打つことでその筋肉の動きをコントロールし、発達を抑制できます。今まで運動してきた人が急に運動を止めると細い筋肉になるように、小顔効果もまた筋肉の動きをコントロールすることで期待できるというわけ。

これまで小顔トレーニングを続けても効果を感じられなかった人は、エラボトックスの効果が表れやすいでしょう。咬筋はセルフマッサージで揉みほぐすこともできますが、力加減によってはしわ・たるみの原因になってしまいます。その点、エラボトックスはピンポイントで咬筋にアプローチできる優れものです。

その② 表情しわ改善ボトックス注射→4ヶ月~最長1年程度

続いてご紹介するのは、顔の表情を作る時に大きな役割を果たす「表情筋」の収縮を抑制し、リラックスした状態にさせることでしわを改善する「表情しわ改善ボトックス注射」。しわ伸ばしの手術を受けることなくエイジングケアが可能ということで、女性を中心に人気が高い施術です。

♦表情しわ改善ボトックス注射の平均持続期間も、半年程度!:

表情しわ改善ボトックス注射の持続期間は、最短4ヶ月~最長1年程度と人によって開きがあります。しかし、1回目のボトックス注射で1年効果が持続するというケースはなかなか無いようなので、この場合も基本的には半年程度を見ておくと良いでしょう。

表情しわ改善ボトックス注射の効果とメカニズム

表情しわ改善ボトックス注射は表情筋の動きを抑制できるため、額や眉間、目尻などにボコボコと表れる「表情しわ」に効果的です。「表情しわ」の主な原因は表情筋の収縮によるもの。表情筋を覆っている皮膚は筋肉の動きにつられて収縮するため、徐々に伸びてしまいます。その結果、伸びきった皮膚は余ってしまい、真顔になったときに「表情しわ」となるのです。

「若い頃は笑顔のときにしか見られなかった“笑いじわ”が、年を重ねると消えなくなった」というケースがありますが、筋肉の収縮が何年も繰り返されて皮膚が伸びきってしまった結果だと言えます。表情しわの厄介なところは、原因が分かっていても気をつけようがないところ。泣いたり、笑ったり、怒ったり、困ったりするたび、表情が変わるのはごく自然な現象です。「感情を顔に出さないように…」と気をつけても、不自然な表情になってしまうだけでしょう。

表情しわ改善ボトックス注射の場合、約1cm範囲で筋肉の動きを抑制できるため、ピンポイントで表情しわを狙えます。そのため、自然な表情のまま表情しわを改善することが可能です。

その③ ふくらはぎボトックス注射→4ヶ月~最長1年程度

続いては、ふくらはぎの筋肉を委縮させてほっそりとした美脚を目指す「ふくらはぎボトックス注射」。運動によって痩せようとすると逆に脚がムキムキになってしまうこともあるので、部分痩せを目指す方にはおすすめです。

♦日常の運動で元に戻ることも!?ふくらはぎボトックス注射の持続期間:

ふくらはぎボトックス注射の一般的な持続期間は、これも4ヶ月~最長1年程度。ただし、スポーツを趣味にしている方は直後に運動をしてしまうと効果が出にくかったり、普段通りの動きができなくなったりするようです。脚は日常の歩行にも利用される部分ですから、十分注意しましょう。

ふくらはぎボトックス注射の効果とメカニズム

筋肉の動きを抑制するボトックス注射なら、ふくらはぎ痩せの効果も期待できます。しかも、「脚痩せトレーニングをしても細くならなかった」という人ほど、効果が表れる可能性が高いです。

トレーニングをしてもふくらはぎの太さが変わらない場合、「脂肪」ではなく「筋肉」が原因だと考えられます。健康的な脚を目指すなら多少の筋肉量が必要ですが、「太く見えるくらいなら要らない…」というのが女性の本音ですよね。しかし、ふくらはぎの筋肉は日常生活で必ずと言っていいほど使用します。立ち上がるとき、歩くとき、階段をのぼるときなど、当たり前のように動かしているので、意識だけで筋肉量を落とすのは難しいもの。

そこで活躍するのがボトックス注射です。自分で意識しなくても、日常生活に支障がない範囲で筋肉の動きを抑制できます。女性らしいスラッとしたふくらはぎを手に入れたい人に最適です。

その④ 多汗症(脇)ボトックス注射→3ヶ月~半年程度

続いては、脇に打つことによって神経伝達物質「アセチルコリン」の働きを弱め、汗の分泌量を減らす多汗症(脇)ボトックス注射。軽度であればワキガにも効果があるとされているため、汗や体臭を気にしている方にはおすすめです。

♦多汗症(脇)ボトックス注射の持続期間は?:

これも他の部位とほぼ同じく、最短3ヶ月~半年程度が目安とされています。季節を問わず汗をかいてしまう……という方はいつでも構いませんが、やはり夏場が特に気になる!という場合は、日差しが徐々に強くなり出す5月辺りに施術を受け始めると良いようです。

多汗症(脇)ボトックス注射の効果とメカニズム

ボトックス注射に含まれる「ボツリヌス」には、汗腺(汗が出る場所)を刺激する神経伝達物質「アセチルコリン」をブロックする働きがあります。そのためボトックス注射は、脇・手・足・うなじ・額などから汗が止まらなくなる「多汗症」の治療法としても用いられているのです。

多汗症の原因は「ストレス」「ホルモンバランスや生活習慣の乱れ」「自律神経失調症などの病気」など。共通点は、副交感神経が優位になりすぎると起こる症状 であることです。汗腺を刺激するアセチルコリンは副交感神経の末端から分泌されるため、副交感神経が優位になると多汗症になりやすいのです。

また、多汗症ではなく夏場にかく体温調節の汗も、交感神経の指令を受けたアセチルコリンが汗腺を刺激しているのが原因。両方とも、アセチルコリンの分泌をブロックする「ボトックス注射」で抑えられますよ。

その⑤ 肩こりボトックス注射→4か月~6か月

肩こりボトックス注射の持続期間は平均4~6か月です。効果が表れ始めるのは、ボトックス注射を打ってから2~3日後。効果が薄れはじめるのは、4か月目頃からです。その後の持続期間には個人差があり、6か月経つ頃にはボトックス注射による働きが完全になくなります。

肩こりボトックス注射の効果とメカニズム

ボトックス注射には筋肉の動きを抑える働きがあるため、肩こりに効果的だと言われています。肩こりの正体は、筋肉の収縮によってできる筋肉のこり玉。こり玉に大きく影響しているのは、姿勢の悪さや緊張です。肩こりを解消するだけなら、こりを揉み解すマッサージで十分です。

しかし、筋肉の収縮に関しては揉み解しても変わらないため、マッサージだけで再度こり玉ができるのを防ぐことはできません。ボトックス注射なら、こり玉がある筋肉の動きをピンポイントでコントロールできるので、肩こり再発の予防にもなりますよ。

その⑥ 顎関節症ボトックス注射→4か月~6か月

顎関節症ボトックス注射の持続期間は平均4~6か月です。効果をキープし続けるには、徐々に効果が薄れはじめる4か月目を目安にクリニックへ行き、再度ボトックス注射を打ってもらうと良いでしょう。個人差はありますが、6か月以上期間を開けると効果が途切れてしまう可能性が高いです。

顎関節症ボトックス注射の効果とメカニズム

顎関節症は、未だはっきりとした原因が解明されていない病気です。ボトックス注射は、顎関節症の治療法ではなく「対処療法」として用いられています。ボトックス注射を顎まわりの筋肉(咬筋)に打った顎関節症患者の話によると、さまざまな症状が緩和されるとのこと。

顎まわりの筋肉にボトックス注射を打つことで筋肉の緊張状態が緩み、痛みや口の開けづらさなどが改善すると推測されています。他にも、顎関節症の症状「耳の痛みや聞こえ辛さ」「めまいや眼精疲労」「頭痛」「首まわりのこり・だるさ」などを緩和できると言われています。

ボトックス注射は、繰り返し打つことによって長持ちする!

このように、ボトックス注射は部位によって多少異なりますが、大体3ヶ月~半年程度効果が持続するということが分かります。ただし、効果が切れると元通りの身体に戻ってしまいますので、その都度ボトックス注射を打ち直しに行かなければなりません。

2度目以降は効果が長持ちしやすく、5~6回受けると筋肉がその形に慣れてしまい、半永久的な期間効果が持続するようになるという話もありますので、ぜひ根気強くボトックス注射を続けてみてくださいね。

人によるものの、1年で大体2~3回施術を受けるのがおすすめ!

3ヶ月~半年で切れるって言うけど、効果が続いているかどうか確認するのが面倒!という方もいるでしょう。

勿論施術を受ける時に担当医師に相談しても構いませんが、一般的には1年に2~3回を目処にボトックス注射を打ちに行く人が多いと言われています。前述した通り多汗症や脚痩せなど夏場に気になりやすいボトックス注射は4月や5月から始めたり、仕事が忙しい時期は避けられるように調整したりと、自分なりに工夫してスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか?

そうは言っても……ボトックス注射の費用相場は?

とはいえ、1年で2回から3回くらい受けるのが適当だと言われても、費用のこともあるし……と抵抗がある方もいますよね。そこで今回は、ボトックス注射にかかる費用に関しての相場も一覧にしてみました!もちろんクリニックによっても異なりますので、収入や予算などに応じて吟味してください。

♦ボトックス注射ってどの程度かかる?:

・エラボトックス注射……5,000円前後~15万円前後

・表情しわ改善ボトックス注射……3,000円前後~5万円前後

・ふくらはぎボトックス注射……2万円前後~20万円前後

・多汗症(脇)ボトックス注射……1万円前後~20万円前後

これらは1回あたりの費用ですが、クリニックによっては初回はお試しプライスで1,000円未満~数千円、2回目からは正規価格となっていたり、数回分がセットになったコースや専用プランなどが存在したりする場合もあります。

こうして見ると非常に高価なのはもちろん、何で費用がそんなに違うの?と思ってしまいますが、これはボトックス注射に使われる薬剤が異なるというのが大きな要因とされています。ボトックスと一口に言っても、薬剤を作るメーカーによって原価や特徴などが全く違ってくるのです。代表的なものはアメリカの製薬会社「アラガン」製のもので、信頼性の高いボトックスとして知られています。その分お値段も張ることが多いですが、比較的安全なボトックス注射を受けられますので、費用面のみならず薬剤の種類に関してもぜひ注意してみてはいかがでしょうか?

体質や予算と相談!ボトックス注射で身体の悩みを改善しよう

このように、ボトックス注射の持続期間は概ね3ヶ月~半年程度です。その都度打ち直しに通うのは費用的にも手間的にもやや厳しいものですが、その分確実な効果を得られますから、身体に悩みを抱えている方はぜひご検討ください。

前述した通りボトックス注射は薬剤によって勝手が変わることもありますから、クリニックや医師選びは慎重に!予算や体質に合わせて、納得のいくボトックス注射を受けてくださいね。

<東京でボトックスを受けるならこのクリニックBEST5>

初めてのボトックス注射ガイド【東京編】