ボトックスのアフターケアを知っておこう!
ボトックス注射は目尻や眉間、額や顎などのシワを取るのに非常に人気のある施術です。
注射一本から受けることが出来て、お手軽な点も好評の要因!
ただ、簡単に施術できるというだけでは不安になる人もいると思います。
特に施術後のアフターケアに関して、どのように行っていけば良いのかわからず、効果が十分に発揮できないのではと思う方もいるかと思います。
そういった方のためにボトックス注射を受けたあとのアフターケアについてまとめてみましたので、是非施術を悩んで不安に思っている方は参考にしてください。
受ける前に知っておこう!
アフターケアを行う前に、ボトックス注射における副作用が起きる可能性があるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ボトックス注射とはA型ボツリヌス毒素を利用して神経と筋肉を結合している部分に作用し、筋肉の働きを弱くする効果があります。このA型ボツリヌス毒素の作用を利用して、シワを作っている筋肉が過剰に収縮している部分を弱くし、シワをなくしていくというのが施術の内容です。
A型ボツリヌス毒素は過剰摂取をすると食中毒を引き起こしてしまうと言われております。しかし、食中毒はA型ボツリヌス毒素を約30,000単位以上の摂取により引き起こされます。ボトックス注射では1回の施術で5~多くても100ほどの注入となるので、食中毒が起きる心配はありません。
下記に該当する患者はボトックスの治療を受けることが出来ません。
該当する可能性がある人はまず一度医師の診断を受けてからにしましょう。
神経や筋に疾患を持っている人
神経や筋を更に痛めてしまう可能性があります。
施術前にかならず医師による問診を受けてください。
過去にボトックスの治療でアレルギーや拒絶反応が出た人
同様の症状が再発する可能性があります。
重篤な疾患を持っている人
疾患が悪化する場合があります。
施術前にかならず医師による問診を受けてください。
妊娠中の人
母子ともに体調を崩す恐れがありますので施術は控えてください。
お子様
少量とは言え毒素を注入する施術となりますので、人によっては体調不良を引き起こしてしまう可能性があります。
アフターケアは怠らないようにしましょう
施術を受けた後は部位にもよりますが施術後は軽くアイシングをして先ずは腫れを抑えます。ボトックス注射による施術では基本的に麻酔を使い、あまり腫れることは無いですが、アイシングをすることによってその後のメイクのノリや、肌荒れなどを抑えることが出来ます。
眉間や目尻などの筋肉じわの施術の場合
眉間や目尻といった部分的な施術の場合、特にしなくてはいけないことはございません。
施術後は一度圧迫してアイシングを行います。5~10分ほどアイシングをするとその後は洗顔や化粧などをしていただいても大丈夫です。
1点、注入後しばらくは施術箇所のマッサージは控えてください。
施術後2週間以内であれば、細かい修正も可能ですので、もしズレてしまったり、気になる点があったりすれば再度往訪してみてはいかがでしょうか。
小顔矯正などの施術の場合
小顔矯正のボトックス注射の場合は筋肉じわの施術とは異なり、当日の洗顔や化粧は出来ません。施術当日は皮膚を休めて翌日からの洗顔や化粧をしてください。
しわ取りは注入後約1週間から効果が現れ始めます。また、小顔矯正の場合はテープ麻酔を希望によって行ってもらうことが出来ます。
その場合は術後6週間の間、激しい洗顔や化粧は控えるようにしてください。
また、当日の飲酒や激しい運動、マッサージに入浴は控えてください。
小顔矯正の場合は筋肉じわの施術だけでなく、顔全体を整える必要がありますので、筋肉じわの施術よりかはアフターケアに注意を払わなくてはいけません。
と言っても日常生活を行う分にはあまり制約がないので激しい運動や強めの刺激を与えなければ基本的に問題ございません。
効果はしわ取りと比べ1ヶ月ほどかかってしまい、遅く現れます。
治療後の経過はどう見ればいいの?
ボトックスの治療を行った後は、どのように経過が出てくるか不安な方もいるかと思います。
治療の効果は徐々に出始めるもので、ある日突然良くなると言ったことはありません。
部位にもよりますがだいたい2週間程度で効果が安定して現れ始め、その後徐々にではあるが効果がなくなっていきます。
個人差はありますが、一度に多くのボトックスを注入すると副作用が出る方もいますので、追加の治療には必ず2週間~1ヶ月の間を開けるようにしてください。
すぐに戻ってしまったけどそういうものなの?
ボトックス注射は1回の施術で永久的に直るものではございません。
多くの方が複数回に分けての施術を行うことによって、半永久的に改善されることが多いです。
効果が弱くなり始める4ヶ月~6ヶ月おきに5,6回施術を行うことによって、半永久的に効果を得ることが出来ます。
副作用ってどういったものがあるの?
施術を行った範囲に内出血や、施術周辺に赤みが出る場合があります。他にも極稀にですがA型ボツリヌス毒素の効果が強く出てしまった場合や、体質から一時的に表情が変わってしまう場合があります。
しかし、これらの症状は一時的なものが殆どで、時間経過とともに改善、解消されていきます。
もし内出血や赤みが引かない、表情がもとに戻らないなどと言ったことが発生してしまった場合、施術を受けた病院への相談をしてください。予防、改善のためのアドバイスやクリームなどの案内をしてもらえます。
また、安全に配慮して妊娠、授乳中の方は受けられないという病院も少なくありません。過去の凡例というよりも、安全に配慮しての処置を取っている病院が大半となります。
まとめ
ボトックス注射での施術は非常に魅力的なものですが、効果を最大限に得るためにはどのような状態で施術を受けたら良いのか、また受けた後はどういったように対応すればいいかが重要になってきます。
1回受けて、その場で満足してそれ以降終わり。とならないように、適正な期間で施術を繰り返し行い、無駄のない施術を心がけましょう。
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