初めてのボトックス注射あんしんガイド【東京編】

ボトックス注射の基礎知識から評判クリニック探しまでナビします

ボトックスで治療できること

ボトックス注射は元々「医療目的」で使用されていたもの!

ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種「ボトックス」(ボツリヌストキシン製剤)を直接注入することで、神経伝達物質に働きかけ、筋肉の収縮を抑制し弛緩させる効果があるというもの。現在では一般的に若返りをはじめとした美容目的での使用が知られていますが、実は元々は「医療目的」で使用されていたものでした。まずはボトックスがどのように世間に広まっていったのか、その歴史を紐解いてみましょう。

今や世界中に広がっている!ボトックス注射の歴史とは?

  • 治療に初めて使われたのは1970年代!

ボトックス注射の元となる「ボツリヌス菌」は、1896年にベルギーの医学者エミール・ヴァン・エルメンゲムが調理された肉製品の中に発生していたものを発見したと言われています。ボツリヌス菌はその名の通り「菌」、つまり毒素であり、第二次世界大戦中には細菌兵器として研究されていたこともありましたが、そこから抽出されるタンパク質(ボトックス)には筋肉の収縮を弱めるはたらきがあるということで、1977年にアメリカの眼科医によって初めて「斜視(片方の目の焦点が定まらず、内側や外側、上下などに向いていること)」の治療に使われました。

  • 日本で使用されるようになったのは、1990年代!

これをきっかけに、1980年代には様々な治療に用いられるようになったボトックス。しかし日本での普及は意外と遅く、1996年に眼瞼痙攣の治療に使われたのが最初と言われています。そこから2000年代には顔面痙攣や痙性斜頸(けいせいしゃけい)首や肩の周りの筋肉の過度の緊張によって、頭の位置が正常ではなくなる病気)への効果が認められ、眼科や神経内科では徐々に定番の臨床薬となっていきました。

  • その後、しわ改善や多汗症治療などでも利用されるように!

その後、2000年代前半FDA(アメリカ食品医薬品局)において立て続けに「しわの治療薬」「多汗症の治療薬」として認められると、美容効果に関しても一気に関心が集まりました。未だに日本では保険適用外ではありますが、更なる美しさを求める方、アンチエイジングに興味がある方などを中心に、徐々に知名度が広がっています。

では、現在ボトックス注射によって軽減できる症状には、一体どのようなものがあるのでしょうか?

治療できる症状① 顔面や眼瞼の痙攣

最初にご紹介するボトックス注射で治療できる症状は「顔面や眼瞼などの痙攣」。これは顔面の一部や眼瞼(まぶた)などが極度の緊張やストレス、疲労、角膜の病気、薬の服用などによって思うように動かなくなるものです。

  • ボトックス注射によって、痙攣が軽減することも!

顔には表情を作るための「表情筋」があり、瞼にも目を開閉するための「眼輪筋(がんりんきん)」が存在します。ボトックス注射によって神経伝達物質の働きが阻害され、これらの筋肉の収縮が弱まるため、痙攣を和らげられる可能性もあるのです。

治療できる症状② 顎関節症

続いてご紹介する治療できる症状は「顎関節症」。顎関節症とは顎の痛みや咀嚼(そしゃく)時の異音、口の開閉がしにくくなるなど顎関節周辺に起こる異常の総称を言います。放置すると頭痛や肩こり、めまい、最悪の場合呼吸困難や難聴などを引き起こす恐れもあるため、症状が出たら早めの改善が重要です。

  • ボトックス注射は咬筋(こうきん)に作用し、顎関節症を和らげる!

顎関節症を治療するためのボトックス注射は、顎付近にある咬筋(こうきん)という部分に注入されます。これは物を噛むための筋肉をサポートするもので、上下の歯を噛み合わせる力を持っています。ここにボトックス注射を打つことで咬筋が委縮し、緊張状態が緩和されるため、顎の痛みが薄らいだり口の開閉がしやすくなったりする可能性があるのですね。

治療できる症状③ 痙性斜頸(けいせいしゃけい)や手足のつっぱり

続いてご紹介するのは「痙性斜頸(けいせいしゃけい)や手足のつっぱり」。痙性斜頸とは前述した通り、首や肩の周囲の筋肉が常に緊張することによって、頭の位置が正常でなくなる病気です。手足のつっぱりも同様に筋肉の緊張によって起こると言われており、脳梗塞が原因となることもあります。

  • ボトックス注射で筋肉を和らげることで、改善が見込める

こちらの症状もボトックス注射によって筋肉の収縮を弱めることで、緊張をほどき和らげられる可能性があります。実際、痙性斜頸や手足のつっぱりなどをボトックス注射によって治療している方は多いようです。

治療できる症状④ 発汗異常

続いての治療できる症状は「発汗異常」。これは多汗症やワキガなどが該当します。多汗症とワキガは汗が出る汗腺が異なると言われていますが、ボトックス注射はどちらも改善することが可能です。

  • 神経伝達物質「アセチルコリン」の動きを抑制し、汗を軽減!

ボトックス注射は神経伝達物質の働きを阻害すると前述しました。その物質は「アセチルコリン」と呼ばれるもので、発汗を促す作用もあります。そのため、ボトックス注射によってアセチルコリンの働きが阻害されると、余計な汗の分泌がブロックされて汗そのものの量が減るのです。ただし、多汗症にしてもワキガにしてもボトックス注射で治療できるのは軽度のものまでなので、重度の場合は専門医によって別の適切な処置を受ける必要があります。

治療できる症状⑤ 肩こりや首こりなど、筋肉のこわばり

最後にご紹介するのは「肩こりや首のコリなど、筋肉のこわばり」。特に仕事がデスクワークの方の場合、悩まされることの多い症状ですよね。

  • 固まった筋肉がリラックス!ボトックス注射は肩こりや首コリにも

ボトックス注射は前述した通り筋肉を緩める効果があるので、肩に直接注入すれば肩こりや首のコリなども改善できる可能性が。慢性的に悩んでいる方、マッサージすら気休めにしかならない……という方には非常におすすめです。

その作用を利用し、現在ではしわ改善をはじめ美容目的でも使用されている!

ボトックス注射には、上記の通り主に「神経伝達物質の働きを阻害する作用」と「筋肉の収縮を抑制し、弛緩する作用」があります。ボトックスの歴史でお話したように、それを利用して2000年代前半からは「手術しなくて済むプチ整形法」として、美容業界でも以下の施術が行われています。

◆ボトックス注射によって得られる美容効果

・表情しわの改善

・エラ改善・小顔効果

・美脚効果

副作用が出たら医師に相談!

ボトックス注射による治療は、副作用を伴うこともあります。特に代表的なものは、顎関節症の治療の際の「表情のこわばり」や「咀嚼時の違和感」。他にも注射した箇所が後から腫れて来たり、内出血が起こったり、頭痛を引き起こしたりすることもあります。ただし内出血や腫れなどは大抵数日間で解消されますし、表情のこわばりは医師との相談で出来る限り回避できます。咀嚼時の違和感に関しても一時的なものなので、基本的には徐々に慣れていくそうです。

いずれの場合も、重要なのは「医師との信頼関係を築くこと」。納得のいく説明を受けた上で、万が一副作用が出た場合にはすぐに相談できるクリニックを利用することが大切です。

気になる方はボトックス注射を扱っている病院へ

このように、ボトックス注射は様々な病気の治療に利用されており、適切に使えば症状の緩和が期待できます。美容効果のみならず顎関節症や肩こり、多汗症などにも効くと思うと、ますます気になりますね。今回ご紹介したような症状でお悩みの方は、ぜひお近くで信頼できるクリニックを探してみてはいかがでしょうか?

 

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